勉強一般

成績を上げたいなら重視すべきはコレ!勉強の最重要パートとは?取り組み方のコツも紹介

成績アップしたいのに、多くの方が手を抜きがちな「勉強における最重要パート」を知っているだろうか?

それはズバリ、「間違い直し」だ。

成績アップするためには、自分が解けなかったものにこそ得点アップの鍵がつまっている。これについては「そりゃそうだ」と皆納得してくれる。
それなのに、間違い直しに時間を費やしてくれる人は少ない。もしくは、やっているのにあまり効果が出ないやり方でやってしまっている人も多くいるのだ。

筆者はこれまで数百人以上の生徒を見てきたが、成績がなかなか上がらない人たちの中では問題を解くことにほとんどの意識を向け、解いた後は手を抜いてしまう人が本当に多かった。

したがって、間違い直しに最も力を注げば、そこで周りと差をつけることができるのだ。今回はその秘訣を伝授しよう。

勉強の一連の流れを知りたい人はこちら↓

【間違い直し】この状況に当てはまる人は要注意!

さて、この記事を特に読んでほしい人たちがいる。それは、以下に当てはまる人たちだ。

  • 問題集を解いているのにイマイチ点数に結びつかない
  • 解答だけ覚えてしまい、いざテストになると解けなくなってしまう
  • どういう時にどの解法を使うのかがわからない

上記に当てはまる人たちにはこの記事で伝える内容を実行してほしい。今やっているやり方を変えるべきなサインだ。

自分が勉強のどこを改善すべきか知りたい人はこちら↓

【間違い直し】効果が薄い「超もったいない勉強のやり方」とは?

先程の項目に当てはまったあなたは、勉強をしているという時点で既に他の人より数歩リードしている。そんな頑張り屋さんのあなただからこそ、ぜひご自身のやり方を振り返ってほしい。

こんな勉強法は要注意!
  • 間違えた問題は正しい解答を書くのみ
  • 解説を読んで理解できたらOK

勉強しているのに効果が出にくい、超もったいない勉強の取り組み方は「間違い直しに時間をかけていない」こと。
特に2つ目は「解答を読んで理解できていることの何が良くないのか?」ということを次の間違い直しのやり方で確認したい。

テストでは「問題を解けること」に意義があるが、普段の勉強では「解けない問題を解けるようになること」に意義があるはずだ。

そのためには間違い直しの質を上げていく必要がある。

【間違い直し】実際に成績アップした間違い直しのやり方を伝授!

それでは、ここから間違い直しのやり方を伝授しよう。
筆者が担当する生徒にこれから話す内容を実行してもらったところ、「平均点マイナス20点」から「平均点プラス15点」に点数アップしたので効果はお墨付きだ。

ただし、時間がかかったことも確かなのでさっそく今日やる勉強から取り組み方を変えよう。

間違い直しのやり方
  • 間違い直し対象は自分に厳しく
  • 計算問題は間違えた箇所を見つけて赤で訂正
  • 選択問題は「なぜそれが解答か」理由を答えられるように
  • 記述問題は「なぜその解き方か」を問題文から説明できるように
  • 過去にやった出題が似ている問題・似た解き方の問題を見つける

どの問題にも使える知識や思考力を養うための間違い直しは、問題を解く以上に時間がかかるのだ。次からそれぞれを簡単に説明していこう。

間違い直し対象は自分に厳しく

そもそも、どういった問題を間違い直ししているだろうか。
間違い直しをすべき問題は、

  • 途中でどこか計算を間違えた問題
  • 解答を覚えてしまっているだけになっている問題
  • 問題文から解き方を自分の口で説明できない問題

これらが間違い直しの対象だ。
特に1つ目と2つ目は「ケアレスミスだから」「正しい答えを書けたから大丈夫」と注意を向けない人がとても多いものだ。

ここを甘く考えてしまうと、「テストで大失点」につながってしまう。間違い直し対象は自分に厳しくいこう。

計算問題は間違えた箇所を見つけて赤で訂正

計算問題は、「ケアレスミスだから」で済まされやすい問題だ。
生徒の宿題を見ていると、計算問題の間違いは最後の解答だけ直してあって終わり、が本当に多い。これではテストで同じミスを繰り返してしまう。

計算問題での間違い直しは、「自分がミスした箇所」を必ず見つけること。そのためには、途中式だってしっかりと書いていなければいけない。

自身の途中式を見直し、ミスした箇所を特定したらそこを赤ペンで訂正する。決して、自身の解答を消して正しい答えを書き直してはいけない。
その際に、「マイナスの後ろのカッコを外したら符号を逆にする」といった様にあなたが今後ミスしないように間違ったポイントを一言添えておくのがベストだ。

選択問題は「なぜそれが解答か」理由を答えられるように

選択問題は、「なぜその選択肢が適しているのか」という理由を答えられるようにならなければならない。なんとなく選択肢は合っていたけど、解く際に「なぜその選択肢が解答か」の理由が答えられていなかったのであれば、それは間違い直しをすべき問題だ。

選択問題の解説は、「なぜそれが解答に適しているのか」という要点をまとめてくれている。
そちらを自身で説明できるようになるのはもちろん、解説に書いてある内容で少しでもわからないものがあれば、その単元に戻って要点を振り返る必要がある。

したがって、間違い直しでは「なぜその選択肢が適しているのか」という理由も合わせて書いておこう。

記述問題は「なぜその解き方か」を問題文から説明できるように

記述問題の間違い直しは一番コツが必要だ。
先程の、「【間違い直し】効果が薄い『超もったいない勉強のやり方』とは?」という見出しの中で述べた、「解答を読んで理解できていることの何が良くないのか?」という話が最も関わってくるのはここだ。

記述問題は思考力問題が多く、初見で解けない場合がほとんどだろう。
解けない事自体は大した問題ではないのだが、その際に解説にしか意識が向いていない人がとても多い。ここが一番の問題である。
なぜこれが問題なのかというと、「テスト本番では問題文から解法を考えなければいけない」からだ。したがって、間違い直しをする際には問題文にも注目する必要がある。

間違い直しをする際のポイントは、「なぜその解き方で進めるのか、問題文を使って説明できる」ことだ。
「問題文を使って」が特にポイントだ。解答に書いてある内容を覚えて説明できるだけでは不十分だ。

問題文には「解答する際に使うべき公式/文法/条件式」のヒントが隠れている。これを間違い直しの際には必ず見つけておかなければならないのだ。
したがって、「問題文に◯◯とあるから、この公式/文法/条件式を使う」と説明できるようになろう。

解答を覚えただけを「解けるようになった」と思ってしまい、本番になると解けない人というのはここができていない可能性が高い。

過去にやった出題が似ている問題・似た解き方の問題を見つける

「問題文から解法を見抜けるようになる」ために効果的なのがこれだ。
ここでの話は、1つ前の「記述問題は『なぜその解き方か』を問題文から説明できるように」という見出しの内容と並行して行うとさらにその効果を発揮する。

学校ワークや単元まとめプリントなどをやっているうちに、同じ公式/文法/条件式を使うものに必ず出会うはずだ。

1つ1つを別の問題と見てしまうと、どの問題がどの解き方を使うのかというただの暗記勝負になってしまう。また、暗記しなければいけない数も果てしなく多く、現実的ではない。
また、暗記したところで覚えられたのは「その問題の解き方」であって、少し出題パターンが変わると対応できなくなってしまうのだ。

そこで、この「過去にやった出題が似ている問題・似た解き方の問題を見つける」というのが役立ってくる。

筆者が、平均点をなかなか超えられずずっと苦労してきた生徒にこれをやってもらったところ、生徒から次のようなコメントをもらった。

前は、「分からない問題がある→先生に聞く」だったのが、「分からない問題がある→似たような問題や語句がないかを探す」という流れになってきました。
また、探していて分かったことがあります。

語句が言い換えられている(例)「斜面に並行な分力」=「斜面に沿う分力」というところなどを気付けるようになりたいです。

生徒からのレッスンコメント(原文ママ)より

ということを生徒自ら感じ取ってくれたのだ。

平均点を超えられずずっと苦労してきたこの生徒は、この単元を含むテストでついに「平均点プラス15点」を達成した。

ちなみにこの生徒は「記述問題は『なぜその解き方か』を問題文から説明できるように」ということもやってもらっていたので、ダブルで相乗効果があることは確かだ。

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成績アップするのは間違い直しに一番時間をかけた人

各学年での思考力問題や高校内容は、間違い直しの質を上げずに成績アップはできないのだ。
それにも関わらず、間違い直しを面倒くさがる人が本当に多い。

勉強しているのになかなか成績アップできていない人は自身の間違い直しの質を見直してほしい。今回紹介した間違い直しのポイントのどこかが欠けているはずだ。

筆者は、担当する生徒のわからなかった問題に対する取り組みをかなり重要視している。なかなか丁寧な取り組みができていない生徒には何度も繰り返し繰り返しやり方を伝え、少しずつ質を向上してもらうことを徹底しているのだ。

日々の地道な取り組みになるのだが、しっかり取り組めている人は時間がかかっても着実に成績に現れている。
中の上以上のレベルを目指すのであれば、間違い直しの質の向上は必要不可欠だということを心がけてほしい。