習慣化

【保存版】長期休みに取り組むべきこと&親御さんの協力で成績アップできること

夏休み目前!!
今回お話するのは「長期休みの過ごし方」だ。

何も考えず夏休みを過ごすのと、目的を持って夏休みを過ごすのとでは、夏休み明け時点で学力の差がついてしまうのは想像しやすい。
しかし、夏休みに取り組む内容次第では夏休み明けはもちろん、さらにその先1年・2年後の学習にも影響を与え、受験生になった時に大きな差となって現れると言われたらどうだろうか。
「この夏休み、何もせずに過ごしたらもったいない!!」と思ってもらえるだろう。

そのため、ぜひこれからお話する内容を実行してほしい。

長期休みの過ごし方のポイントは以下の3つだ。

【差をつけろ!】長期休みの過ごし方
  • 学年別の長期休みにやるべきこと
  • 長期休みの勉強計画の立て方
  • 親御さんが協力できること

次からそれぞれを詳しくお話していこう。

【今がチャンス】学年別の長期休みにやるべきこと

各学年でとにかくこれは絶対にやってほしい、ということはこちらの画像に4つの年代別に分けて挙げている。

ご覧いただく通り、各学年でやってほしいことは最もやるべき1つに絞った。逆に言えば、これをやらなくして成績アップはない。

また、画像の各項目に☆印がついているものがある。これは、ぜひ親御さんに協力してほしい!という項目だ。
今回の「学年別の長期休みにやるべきこと」「長期休みの勉強計画の立て方」「親御さんが協力できること」の3つのテーマのうち、最後の「親御さんが協力できること」でも、説明を加えながらまとめてお伝えしよう。

それでは各年代別の夏休みの過ごし方の内容を詳しく説明していこう。

【長期休み】小学生は基本を徹底!

まずは、小学生の夏休みにやるべきことだ。

小学生は、基本の徹底した復習だ。小学生は基本レベルさえできれば良いので、じっくりゆっくり基本を復習してほしい。
逆に言えば基本レベルは絶対に定着させなければならない。特に算数は小学校の基本が身についていないまま進学し、中学で苦しんでいる人をたくさん見てきた。

ここで、基本がどれだけできているのかは何を見て判断したら良いのだろう?という疑問が浮かんでくるだろう。

ここで言う基本は、小学校の単元ごとに行われるカラーテストの表面を指す。

↑カラーテスト

小学校で行われる単元ごとのカラーテストは、平均点が85点前後になるように作られていると言われている。
ぜひお子さんの1学期に行われたカラーテストの結果を確認してみてほしい。

目安は90点だ。

表面は基本内容で構成されていることから、90点以上取れていない単元は要復習単元と考えてほしい。

【小学生】基礎復習用おすすめテキスト

くもんのドリルシリーズだ。各学年に分かれている。
夏休みドリルという、1学期に習ったことに特化したドリルもある。
今後も使うのであれば、総復習ドリルを買っても良いだろう。その中のできないところを何度もやればOKだ。過去学年の復習にも役立つこと間違いなし!

【長期休み】中学生は過去内容復習&定期テスト勉強スタート!

続いて、中学生の夏休みにやるべきことだ。

中学生は過去内容の復習&テスト勉強スタートをしよう。

中学生のみなさんは次回定期テストがいつあるか確認してほしい。ほとんどの人が9月または10月にテストがあるのではないだろうか。

この、長期休み明け1発目の定期テストはテスト範囲がかなり広くなるのだ。
また、ここから難易度もグッと上がる。

例年、夏休み明けからテスト勉強を始め、テストに勉強が間に合っていない人が続出するテストでもある。この記事をご覧になっているみなさんは夏休みからテスト勉強をスタートし、余裕を持って次の定期テストに臨んでほしい。

そして、ここから先の定期テストで良い結果を出すには、過去に習ったことの復習は不可欠だ。特に国数英3教科はこれまでに習った内容が土台となり、その上に今後の内容が積み重なっていく。

そのため、過去に習った内容が定着していなければ、残念ながらどんなに新しい内容を頑張って勉強しても得点は伸びないのだ。
ここから先のテストは、土台が固まっていないと点数が伸びないテストになってくる。「テスト勉強しているのにどうして…」とテストの結果を見て思ったら、ぜひここで話したことを思い出してほしい。

したがって、夏休み前半は過去内容の復習、夏休み後半から次回定期テスト勉強スタートと段階を踏んで対策を進めよう。

【中学生】基礎復習用おすすめテキスト

中学生は、一人で勉強していくことも増えるだろう。その時、テキストを選ぶ上で最重要なのが「一人で進めても理解できるか」どうかだ。

超おすすめ問題集がこちらの「ひとつずつすこしずつホントにわかる」シリーズだ。各学年に分かれている。

一般的な問題集でよくあるのが、各単元でページが分かれている作りだろう。しかしこのテキストは1つの単元でも更に細かく、段階を踏んで理解できるように1ステップずつ本当に細かく作られている。見つけた時にかなり感動した。
そしてさらに、解き方動画が無料で見られるので文句なしのテキストだ。

【長期休み】高校生は日東駒専レベルを早めに養おう!

続いて、高校生の夏休みにやってほしいことだ。

高校生は日東駒専レベルの力を養成しよう!

どの学年にも、そして国公立大学を目指す人にも私立大学を目指している人でも全員に言えるのが、まずは日東駒専レベルが最初の到達目標であるということだ。
早慶・難関国公立大を目指す人でも、日東駒専レベルなくして難関大レベルは養えない。

日東駒専レベルは大学受験における基本の土台と思ってほしい。

そのため、入試に必要な科目の日東駒専レベルをとにかく固めよう。大学によって科目の配点が違うため、配点の比率が高い科目から一刻も早く取り組み始めると良い。
日東駒専レベルは、どんな人にとっても1番最初に目指すべきレベルになる。

【高校生】日東駒専レベル到達用おすすめテキスト

日東駒専レベルを養うためのおすすめテキストは、武田塾さんの公式YouTubeを参考にすると良い。市販のテキストですべて構成してくれているので、塾に通っていない教科も各テキストをじっくり確実に丁寧にこなしていこう。

武田塾YouTubeはこちらから!

他教科も含め、おすすめ参考書は武田塾参考書ルートを見てみよう

【今がチャンス】長期休みの勉強計画の立て方

ここで各学年共通の勉強計画の立て方を詳しく説明しよう。
勉強計画の立て方のポイントは、上の画像の下線が引いてあるこの3つだ。

「テキスト選定」

ここが勉強習慣を作る上でかなり重要だ。

自主学習として取り組むテキストは、「薄くて」「問題数があまり多くない」テキストを選ぼう。
なぜなら、分厚いもの・問題数が多いものは「そもそもやる気が起きず継続できない」そして「周回するのに時間がかかるから」だ。
特に、やる気が出ず継続できない、というのが勉強における第一のハードルだろう。

勉強は、まずはとにかく習慣つけることが最優先だ。毎日学習する習慣が15分でもついてしまえば、それを増やしてしていくことは、習慣がなかったものを身につけるよりずっと簡単になる。

そのため、最初は量は目をつぶって良いので、とにかく毎日勉強する習慣を身につけることができるテキストを選ぼう。

「勉強にかかる時間を知っておく」

そして計画を立てる上で、盲点となるのが2つ目、「勉強にかかる時間を知っておく」ということだ。

多くの人は、実際にどれくらいその内容をこなすのに時間がかかるのかをかなり甘く見積もってしまい、実際にやり始めると計画していた内容がすべてこなせないで1日が終わってしまう。
その結果、計画倒れが起きてしまうのだ。

「あれもやらなきゃな」「これも入れよう」と計画を入れる前に、実際にその内容をこなすのにどれくらいの時間がかかるのか、各教科のテキストを時間を測ってやってみよう。
かかる時間を把握した上で計画を立ててほしい。

そして3つ目の「計画は1週間単位で立てる」は次で詳しく説明しよう。

【長期休み】1週間単位の勉強計画の立て方

1週間単位で計画を立てる際のポイントは、上の画像で下線を引いた4つだ。

「計画内容は紙に書き、1日の取り組んだ内容を日々記録する」

計画は紙に書き、毎日目にするところに張り出そう。張り出すことによって、目にするたびに勉強をしなければいけないというリマインドにもなるし、そして親子でやるべきことを共有しよう。
また、1日が終わったらその日取り組んだ内容を計画表に記録に残そう。その際は、取り組んだ内容の理解度を簡単にメモしておくと良い。

その日取り組んだ内容を記録していくことには、いくつかの目的がある。

  • 記録していき、計画表が埋まっていくことで「毎日これだけ頑張ってきたんだ」という達成感に繋がる
  • 達成感はそのまま勉強習慣の定着に繋がる
  • 単元の理解度をメモしておくことによって、繰り返し復習すべきものを忘れないようにできる

勉強記録をつけることは親御さんがフォローしてあげられる項目だ。特に理解度は本人では客観的に判断できないかもしれないので、親御さんまたは講師に確認してもらうと良いだろう。

「計画内容は具体的に」

「7/25は算数」といった漠然とした計画を立てるのではなく、「7/25は10時~算数伸びるテキストのp10」といった様に、取り組む内容を予め具体的に決めておこう。

予めやることを具体的に決めておくことで、その日すぐ勉強に入れるようにするためだ。

「間違い直しまで計画に」

問題を解いているのになかなか成績が伸びない人の特徴として、間違い直しをやっていない、間違い直しのやり方がかなり雑、という特徴がある。

間違い直しは、問題を解く時と同じくらいに重要視しなければいけないことを知ってほしい。
そのため、計画を組む際は問題を解くことだけ計画に入れるのではなく、間違い直しの時間もしっかりと確保しよう。

間違い直しが一人でうまくできない、という方もいるので、親御さんが見てあげられるのであれば見てあげるか、もしくはぜひ講師を頼ってほしい。
オンライン家庭教師であれば単発で授業をお願いできるところもあるので、活用すると良いだろう。

間違い直しの質が上がると、解き直しをした際に自分自身のやりがちなミスや、解き方のポイントが頭に思い浮かんでくるようになる。そうなれば、かなりの成績アップに繋がるだろう。

「4日進めて2日復習」

これは、武田塾さんで1週間の計画を立てる際に取り入れられている計画の立て方だ。週の中で、解き直しをする日を作ろうというものだ。

週の前半4日はテキストを進め、次の2日で最初の4日にやった内容をすべて復習する。すべてが量的に難しい人は、自力で解けなかったものを解き直しする、から始めても良いだろう。

解き直しをやらなければ定着に繋がらない。必ず週の中で解き直しをする日を作ろう。

1週間の計画の立て方は以上だ。
最後に、お子さんの成績アップのために親御さんが協力できることをお伝えする。

【子どもの勉強】親御さんが協力できること

それでは最後に、ここまでお伝えした2つのテーマの内容において親御さんにぜひ協力してほしいということのまとめを、それぞれ補足しながら説明する。

「向上より勉強習慣の定着を」

ここでは特に親御さんに心がけてほしいことがある。
それは、焦ってお子さんにいきなり多くの量や高い質を求めず、まずは毎日の勉強習慣の定着ができればそれで良い!くらいに思っておいてほしいということだ。

まずは1日15分、それが毎日できることを目指そう。

勉強習慣の定着は思っている以上に時間がかかることを知っておいてほしい。
ロンドン大学が行った研究では、習慣化するまでに平均66日かかったと報告されている。

参考文献
How are habits formed: Modelling habit formation in the real world

「計画を紙に書き、取り組んだ内容を日々記録」

こちらは、特に記録をつける方を親御さんにはご協力してほしい。
お子さんが取り組んだ1日の具体的な取り組み内容、そしてそれがどれくらい理解できていたかを客観的に、記録に残していってあげてほしい。どの問題を間違えていたか?を記録しておくと良い。

テキストを1回やっただけでできるようにはならないので、繰り返し復習が必要だ。復習の効率をアップするために各単元をどこを間違えたかを記録しておき、なかなか定着しないものは定期的に復習しよう。

「計画内容は具体的に立てよう」

いざ、「勉強を始めよう!」と思った時に、そこからやるべきものを決めるでは時間ロスだ。せっかく勉強する姿勢になったところで、「何をやろうか」と迷っているのは非常にもったいない。

また、予めやることを決めておくことで、お子さんの目にするところに取り組むテキストを置いておき、お子さんの目に入る頻度を上げることで「やらないと」という気持ちを少しでも作ることができるかもしれない。
自主的に勉強に対する気持ちが向くようになればそれが一番望ましいことだ。

「間違い直しまで計画に」

こちらはお子さんが勉強をやる上で軽視してしまいがちなパートだ。

間違い直しを丁寧にやることを面倒くさがるお子さんが多いので、計画を立てる際に間違い直しをやる時間も作ること、そして間違い直しが丁寧にやれているかのチェックは親御さんがやってあげられるとベストだ。

間違い直しのやり方がこれで良いかわからない、という方はぜひ1度講師に相談してみましょう!

「4日進めて2日復習」

解き直しをやる日を週の中に設ける、ということが重要だ。
学年が上がるにつれて、1回やるだけで理解し定着まで持っていけるものはどんどん減っていく。
ぜひ今のうちから「わからなかったものは何度もやり直すのが当たり前」という勉強の心構えを作っておいてほしい。

確かな学力を身につけられるかどうかは、間違い直し・解き直しにかかっている!

長期休みは「勉強習慣を作る」「内容の定着」の大チャンス

勉強習慣の定着には平均66日と、かなり時間がかかる。長期休みだけでは定着できるかどうか、人によって異なるだろう。
そのためにも、時間がある夏休みからその習慣の足がかりを作る必要があるのだ。

また、時間がある長期休みはこれまでの内容の定着にもってこいの時期だ。
とにかく周回して、基本の定着から始めていこう。ただし、やみくもにやれば良いものではないので、「やり方はこれで良いかな」と心配になったら、ぜひ講師に相談してほしい。