TOEIC

TOEIC L&R テスト850点チャレンジ【第3章】

TOEIC L&R テスト850点チャレンジの最終章です。

2ヶ月後のTOEIC L&Rテストで850点を取りたい。

ふとTOEICを受けてみようと思い立ち、2ヶ月後の試験を申し込んだ。

第1章では何を対策すべきか模試を解き、テキストを揃えた。
第2章ではこの2ヶ月間どのように対策してきたか述べ、本番の試験を受けてきた。

そして第3章、最終回のこの回ではいよいよ結果発表だ。

【TOEIC850点チャレンジ】ついに結果発表!!

試験本番での手応えは、第2章の後半で述べた通りだ。
リスニングは耳に入ってこないし、逆にリーディングは過去やった中で最も多く時間が余り、設問の答えがうまく見つけ出せない問題に時間を割くことができた。

そして結果を待つこと約1ヶ月…ついに結果が返ってきた!!
ドキドキの結果は…

TOEIC L&Rテスト公式テストスコアシート(個人情報は伏せています)

910点!!!やったぁぁぁあああああああ!!!!!

結果は、「リスニング465+リーディング445=910」だった。

本番の手応えから、スコアはリーティングの方が良いかと思いきやリスニングの方が良かった。
ここで、各スコアが書いてある場所の「Percentile rank」というものを見てほしい。
Percentile rank(パーセンタイルランク)の説明はスコアシートの右下にも書いてあるが、「自身のスコアに満たない受験者が何%いるか?」というものらしい。

自身のリスニングのPercentile rankは89、リーディングのPercentile rankは93だった。
つまり、得点はリスニングの方が良いが、受験者全体の順位ではリーディングの方が良かったということになる。

【TOEIC850点チャレンジ】正答数はいくつだったのだろう?

TOEICの試験では、正答数がどうスコアに換算されるのか、配点を公表していない。
そのため、自身が何問正解したのか、どの問題で間違ったのか、誰もわからないのだ。

ところが、この世界にはすごい人がいるもので、自分のスコアシートから正答数がわかる表を作った人がいる。
それが、TEX加藤さんという方だ。
彼の著書には「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」「新TOEIC TEST 文法問題でる1000問」といったTOIEC問題集の超有名テキストがある。

その方の「TOEICオタクのブログ」というブログで、TOEICの毎回の試験のスコアシートに載っている平均点から正答数を求める換算表を作っているのだ。
どういう仕組みかはまったくわからないが、詳しい内容はぜひTEX加藤さんのTOEICオタクのブログを見てほしい。
毎回のTOEIC試験に対して正答数換算表を作ってくれているのだからかなりの驚きだ。ぜひTOEICを受けてスコアシートが返ってきた人は彼のサイトを訪れてみてほしい。

そちらで自分のスコアシートとTEX加藤さんの作った換算表を見比べて、リスニングは正答数を求めることができた。
しかしリーディングは複数の項目に重複計上される問題が20問程度あるため、表から単純計算することはできないらしいので残念だった。

この方の換算表によると、リスニングは87問正解だったようだ。模試では90問超えていたので、模試よりも出来は良くなかった。

リーディングは様々なサイトで予想されている正答数とスコアの換算表で正答数を予想してみた。複数サイトを見てみる限りでは88問正解かな?という予想だ。

よって、TOEIC本番試験の予想正答数は「リスニング87問&リーディング88問」だ。

【TOEIC850点チャレンジ】TOEICで900点を超えるにはどれくらいの英語力が必要?

ここからはせっかくなので、TOEICで900点を超えるために求められる英語力とは何か?を考えてみよう。

TOEIC900点突破に求められる英語力
  • 語彙→キクタン800に載っているレベルを8~9割答えられる
  • 文法→高校英文法の基本を一通り押さえている
  • 英文解釈→TOEICの長文を見てパッとSVOCMをふることができる
  • 長文→TOEICの長文問題で書かれている内容がほぼわかる
  • 速読→TOEICのリーディングが時間内に解き終わる
  • リスニング→PART1・2はほぼ会話が聞き取れ、PART3・4でも8割以上聞き取れる

ほとんどの項目は説明せずとも大丈夫だろうが、英文解釈について少し細くしておきたい。
英文解釈は速読力にも関わる、長文を読める上で非常に重要なスキルだ。

【TOEIC850点チャレンジ】速読力に関わる?英文解釈とは?

大学受験英語ではよく聞かれるようになった英文解釈だが、英文解釈とは簡単に言うと「1文を『主語=S』『動詞=V』『目的語=O』『補語=C』『修飾語=M』といった役割の塊ごとに分けること」を指す。

↑英文解釈をした文章

英文解釈の勉強をすることにより、長文を読む際に1文1文を意味のひとかたまりごとに分けることができ、文の意味を取りやすくなるのだ。
英文解釈の力が付けば付くほど、初めて見た文章でも自然と頭の中で意味のまとまりごとにパッと分けながら読むことができるようになる。

長文を読む際に、「英語を英語のまま理解する」ということを耳にしたことがあるかもしれないが、「英語を英語のまま理解する」ためにはこの英文解釈の力が必要だ。

TOEICの長文はそこまで文構造が複雑なものが出てくるわけではないので、高校英文法の基本が一通り終わったら英文解釈の基本レベルのテキストを1冊やっておくと良いだろう。
おすすめの英文解釈教材を紹介しておく。

まずは「読解のための英文法が面白いほどわかる本」をやるのがおすすめだ。
「読解のための英文法が面白いほどわかる本」を一通りやった上で、さらに英文解釈に磨きをかけたい人は下の「入門英文解釈の技術70」もやってみると良いだろう。

英文解釈がパッとできるようになることは、そのまま速読力に繋がる。
1文1文をキレイに訳していたら時間がとてもないので、文を頭から意味のまとまりごとに内容を取り、読み進める必要がある。
英文解釈ができれば、1文を意味のかたまりごとに内容を取っていくことができるようになるので、文を頭から右方向に、戻ることなく内容を理解しながら読み進めることができるようになる。つまり、文章を読むスピードがグッとアップする。

語彙をある程度身につけ、文法も高校基礎一通りが終わって速読力を身につけたい人はぜひ英文解釈を一通りやってみてほしい。
その際は、音読も一緒にやっていくことを推奨する。

【TOEIC850点チャレンジ】TOEICテストを受けてみて

ふと思い立ち、準備期間2ヶ月で受けたTOEIC。
語彙・リスニング・速読力はこの2ヶ月間でかなり鍛えることができたように思う。
しかし、それと同時に文法や英文解釈といったこれまでの英語で培ってきたものの力を大きく感じたことも事実だ。

TOEICで点を取るためのテクニックというものも確かに存在するだろうが、できることなら他でも通用する英語力を身につけたい。

結果的にTOEICで850点を取るという目標を達成できて良かった。
さて、次は何を受けようかな。

家にいながら対策ができる!どこでも好きな場所でTOEICを学ぶならこちら【PR】↓

わたしの学校:3300円で最大6回レッスンが受けられるコスパ最強の英語学習サイト。講師も好きな講師を選ぶことができ、気軽に学べるのがポイント。

【LIBERTY】:TOEICやTOEFLで最短で高得点を狙う人向け。海外大に向けた英語サポートもさすがの実力。高い英語力を養いたいなら超おすすめ。

業界初!予約無しでレッスン回数無制限のオンライン英会話【ネイティブキャンプ】:世界中の講師から生きた英語を学べるネイティブキャンプ。ファミリープランもあり、家族で受講するとお得に受講できるのがポイント。