勉強一般

【大人から子どもまで】効率よい勉強法を探す人におすすめしたい本

別記事にて、勉強法がわからない自分はどのタイプに属するのか?と、勉強法がわからない人をタイプ別に分類していました。

【勉強のやり方がわからない】どのタイプ?

それぞれつまずきタイプ別に簡単に書いていました。
まずこちらの記事を見てご自身(またはお子さん)がどのタイプに当てはまるのか考えてみてほしいと思います。

「あっ、このタイプだわ…」と思ったらあとはそこを改善していけば良いだけなのですが、いかんせんこの記事だけでは事細かにどのように取り組めばよいかということを書ききれてはいませんでした。

自分自身、現役時代に勉強を頑張っていたのでこうすれば結果がついてきやすいな、という勉強法も知っています。
ただ、それはあくまでも自分自身の経験則に基づいたものであって「果たしてこれは自信を持って広めて良い勉強法なのか?」というところは確証を持ちきれないところがあることも事実でした。

そんな自分自身の勉強法を裏付ける、勉強法に悩むみなさんにぜひおすすめしたい本見つけました。
PRではないです。
先にその本を紹介しますね。こちらです。

『記憶』を科学的に分析してわかった小学生の子の成績に最短で直結する勉強法」という本です。

なんだ、小学生向けか…

と思ったそこの方!そんな人たちにこそ読んでほしいです。

『記憶』を科学的に分析してわかった小学生の子の成績に最短で直結する勉強法はどこが良いの?

小学生だけでなくすべての人たちにおすすめできるのはなぜか?というと、



この本の素晴らしいところ
  1. 「解き直しのやり方」が実験を元に「どの期間に」「どうやってやれば良いか」をはっきり書いてある
  2. 「試験までに時間がない時の効果的な復習法」が載っている
  3. 「力がついていないのに『わかりやすくてよかった』と生徒が感じる、避けたい勉強法」を知ることができる
  4. 「効果的な計画の立て方」がわかる
  5. 「勉強 or ゲーム のどちらを先にやらせるべきか」の答えが載っている
  6. 「親として子どもが小さい頃に触れさせておくと良いこと」も知ることができる

言えばキリがないのですが、この本を推すポイントはざっと挙げてもこれだけあります。
①~④なんて小学生というよりむしろ中学生~浪人生こそ知っておくべきことですよね。

また、名前なだけあって小学生を持つ親御さんがお子さんの勉強がより定着するためにやってあげられることや、これから親になる方がお子さんの好奇心を育てられるようになる働きかけについてまで書いてあります。

一通り読み終わって、「これは小学生と言うより、むしろ全世代向けなのでは?」と思いこの記事を書きました。

確かにタイトルには「小学生の子の成績に」とあるのですが、この本の半分以上は中学生、いや高校生にも浪人生にこそ知っておくべき勉強法について情報が満載です。

他の勉強本との違いは?

既にこれまでにたくさんの勉強法に関する本が売られていますし、正直内容がかぶるところもあるでしょう。

したがって、これまでに読んだ勉強法の本で実践してみる価値があるなと思った本があれば、まずはそちらから取り組んでみてもまったく問題ないです。
これまでに勉強法についての本に「言ってることはわかるけど現実的ではない」とか、「文字数が多くて読む気になれない」と1回でも思ったことがある人はぜひこの本を1度手に取ってみてほしいです。

この本の他の本と特に違うなというのは、小学生の勉強法ということもあり絵があって親しみやすいですし、そして難しい言葉を使っていないです。(ただ小学生にはすべてを理解するのはまだちょっと難しいかも。お家の方と一緒に読んでみてください。)
また実験を行った研究論文からしっかり数字を用いてどう取り組めば良いかはっきり書いてあるので、「言いたいことはわかったけどじゃあ具体的にどうすれば良いの?」と消化不良感もありませんでした。

こんな人にはこの本はあっていないかも…

後半の1つの章に各教科(国語・算数・理科・社会)の勉強法が載っているのですが、こちらはそこまで詳しく載っていませんでした。
したがって、各教科に特化して対策を知りたい人には物足りないかもしれません。

各教科に特化した良い勉強法についてはまた良いものがあったらご紹介します。

したがって、この本は「様々な教科を同時並行して進めなければいけない人がいつ・どのようにやれば効果的な復習ができるか」ということを知りたい人にはとても良い本です。

ただし、この本に載っている勉強法はすべての教科に通ずるので、「この本に書いてある全教科に通ずる勉強法」+「各教科で科目に特化した勉強法」を組み合わせるのが一番理想的かもしれません。

この記事の著者がこの本を一通り読んで感じたこと

自分自身、この本を読んで今までなんとなく感覚的に「こうすると良いんだろうな」ということを裏付けられましたし、また最初に問題をやってから復習はどのようにいつやっていけば一番効果的かということも数字で知ることもでき、新しい発見もあって大満足でした。

全部を読む必要なんてないので、自分が知りたい勉強法だけ見れば良いでしょう。

今後の生徒たちへの問題の出し方にも非常に参考になりました。
早速取り入れられるところは存分に取り入れていきたいです。

めんどくさがり屋こそ、この勉強法を使って効率的に学習してほしいですね。