TOEICで600点を目指すと決めたあなた。ここでは、600点を達成するためのやるべき勉強の順番や各パートで必要な教材を、1つずつ紹介していく。
次の順で説明していくので、TOEICで600点取るにはどのような力が必要で、そのために何をどのように勉強していけば良いのか押さえてほしい。
- 目標とする英語レベルを知る
- 600点取るための勉強の順番
- 600点取るための市販テキスト
- 各パートでの勉強のやり方
このロードマップを見てもらえれば、TOEICで600点を取るために何をやれば良いのかがわかるようになっている。
また、「もっと手とり足取り勉強法を知りたい!」という人のために「各教材を」「どのように」勉強すべきで、「次に進む目安はどれくらい」という更に詳細なパート別ミニ講座も用意した。
ミニ講座を読まなくても、この記事のロードマップで600点を目指すために必要な学習の手順や教材はわかるので、あなたにとってきっと有益に情報となるはずだ。
【TOEIC600点】このルートで目指す英語力はこれだ
繰り返しになるが、これはTOEIC600点を目指す人に向けたロードマップだ。
ここから先のルートをこなしていく目的は、これらの英語力を身につけるためにある。
- 単語:5000語以上
- 文法:中学英文法マスター+高校英文法レベルのTOEIC頻出文法
- TOEIC試験正答率:65%
TOEICで600点取るためには、これらの力を身に着けたい。
これらの力を身につけるための土台は、「語彙」と「文法」だ。この2つを丁寧にそして確実に身につけることを意識して内容を構成している。
TOEICで600点取るための勉強の順番は?
TOEICで600点取るために身につけるべき英語力がわかったところで、どの順で勉強をすべきかも知っておこう。
- 中学英単語
- 中学英文法
- TOEIC600点用英単語
- TOEICによく出る高校英文法
- TOEIC試験各パート対策
- 模試
この順番だ。中には、同時並行で進めるべきものもあり、いつ何をやるべきかはこの先の各パートのミニ講座で紹介する。
特に英語初心者の人は、TOEICの試験形式の問題をやる前に①~④を固めてからTOEIC試験形式の問題に手を出す、という順を絶対に守ってほしい。
中学英文法に自信がある人は、③から始めても良い。
TOEICで600点取るための市販テキストは何が必要?
そして次に、TOEICで600点を取るために必要なテキストを用意しよう。
「単語」「文法」「TOEIC総合対策」「TOEIC各パート別」「模試」に分けて紹介する。
先程伝えた「TOEIC学習の手順」の各項目内で、それぞれのテキストに取り組んでいくことになる。
【TOEIC600点】単語用教材
単語帳は次の2冊だ。中学レベルは大丈夫、という人は②の1冊だけでも良いだろう。
- 中学版 システム英単語〈改訂版〉
- キクタンTOEIC(R) L&Rテスト SCORE600
【TOEIC600点】文法用教材
文法教材は次の2冊だ。こちらも、中学英文法が問題ない人は②の1冊だけで良い。
文法は、TOEIC専用のものを使って効率アップして取り組んでいくと良い。TOEICの問題形式に合わせて説明が作られているので、一般的な中高英文法教材よりもさらにTOEICの直結した内容になっている。
- TOEIC(R)テスト 中学英文法で600点!
- 改訂版 世界一わかりやすいTOEIC(R)テストの英文法
【TOEIC600点】試験総合用教材
こちらは、TOEIC受験が本当に初めてという人に対し、「TOEIC試験ってどういうもの?」「各パートはどういうところに注目して解けば良いの?」ということをとても丁寧に説明してくれている教材だ。
最後にはミニ模試もついており、現時点の自身のレベルを簡単に知ることができる。次の各パート別対策でどれを特に補強しなければいけないかの指標になりそうだ。
※試験まで時間が少ない人は、こちらの試験総合用教材はカット可能だ。
- はじめてのTOEIC LISTENING AND READINGテスト全パート教本 三訂版
【TOEIC600点】各パート別用教材
TOEICの試験は全部で7つのパートに分かれている。
各パートの構成は、
- Part1~4(リスニング)
- Part5~6(文法)
- Part7(長文読解)
となっており、勉強する際にはこの3つに分けて対策していくことになる。
それぞれ1冊ずつ教材を準備した。次の3冊だ。
- 新形式問題対応 改訂版 CD2枚付 世界一わかりやすい TOEICテストの授業[Part 1‐4 リスニング]
- 新形式問題対応 改訂版 世界一わかりやすいTOEICテストの授業[Part5&6 文法]
- 新形式問題対応 改訂版 世界一わかりやすい TOEICテストの授業[Part 7 読解]
【TOEIC600点】模試用教材
TOEIC本番直前期(試験2週間前~)になったら、模試に取り組もう。
模試は、この1冊だ。
模試は、大学受験でいう過去問の立ち位置になる。本番の試験形式に慣れること、時間配分を考え取り組むこと、まだ弱いパートの洗い出しなど、模試には重要な役割がある。
- CD2枚付 世界一わかりやすいTOEIC L&Rテスト総合模試1[600点突破レベル]
これで以上だ。ここまでがっつりやり込むことができれば600点を取れる位の実力を養成できるだろう。
各パートでの勉強のやり方は?
そして一番肝心な、各パートの勉強のやり方だ。いくら教材が良くても、その取り組み方が良くなければ結果がついてこなくなってしまう。
こちらで伝える勉強のやり方は普段筆者が学生たちに指導しているやり方で、外部試験や受験でも合格者多数と、十分に結果が出ているのでお墨付きだ。各パートに分けて説明しよう。
【TOEIC600点】単語の勉強
単語力は英語力だ。
単語力を身につけるための、とっておきの単語学習ミニ講座を別で用意している。
↓こちらからどうぞ!
「まずは単語から!!初学者がTOEIC600点を目指す単語学習ミニ講座【TOEIC600点ルート①】」
単語がわかるだけで、見える世界はガラッと変わってくるはずだ。読んで後悔しない内容を作ったつもりなので、ぜひ読んでみてほしい。
【TOEIC600点】文法の勉強
単語力だけで英文の正しい理解はできない。文章を正しく理解するには、文法力が必要だ。
こちらもとっておきの文法学習ミニ講座を別で用意している。
↓こちらからどうぞ!
「身につける英文法!初学者がTOEIC600点を目指す英文法学習ミニ講座【TOEIC600点ルート②】」
文法学習は、単語学習以上に一人でどう勉強したら良いか迷うかもしれない。そんな人たちが、最後まで一人で勉強できるには何を伝えたら良いか、ということを考えて抜いて作った講座だ。こちらもぜひ読んでみてほしい。
【TOEIC600点】試験総合・各パート別の勉強
coming soon…
【TOEIC600点】模試の使い方
coming soon…
【TOEIC600点】達成には正しい取り組み方と繰り返しの練習あるのみ
TOEIC600点を目指す道のりでは、もちろんそれ相応の努力が求められる。
勉強を始める際は、「今の英語力はこれくらいかな」と思うレベルの1つ下のレベルから始めることがおすすめだ。
わかっているつもりでも実は知識が抜けていた、という箇所も補強できるし、何より心理的なハードルを低く始められる。
心理的なハードルが低いということは、勉強を継続しやすいということだ。
確かな英語力を身につけるためには継続が不可欠なので、まずは英語学習を定着させることから始めよう。そのためには、少し簡単だなという位のレベルからスタートするのがちょうど良いのだ。
これは立派な勉強ハック(技術)である。
そして効率良く勉強効果を発揮するためにも、まずは推奨される勉強法で取り組んでみてほしい。
特に最初の単語や文法を雑に取り組んでしまうと、後の学習がどんどんキツくなってくるので注意だ。
TOEICで600点を目指している人は意気込みを、ついに達成したという人は喜びを、ぜひコメントに残してほしい。あなたのコメントを楽しみにしています☺