プリンターって、今の時代の勉強に必須だと思うのですよ。
でも安い買い物ではないし、場所もそれなりに取るし、購入に一歩踏み出せないお家もいると思います。
それでも、生徒たちを見ているとプリンターがお家にあるご家庭と、そうでないご家庭だと勉強の機会も効率も段違いなのですよね。
プリンターがないことで取り組める量も格段に減ってしまうし、不必要な手間がめちゃくちゃかかってしまうのです。
そこで今回は、「プリンターってそんなに必要?」と思っている方々へ向けての記事です。
【勉強とプリンター】プリンターはどうして必要なの?
今の時代の勉強で、プリンターが必要な理由を挙げます。
1.「すぐに」「繰り返し」取り組むため
2.オンライン上の問題に取り組むため
3.親御さんの手間を省く and 勉強の協力ができるため
4.過去問を解くため
5.受験・試験の出願時に必要なため
【勉強とプリンター】「すぐに」「繰り返し」取り組むため
講師目線としては、プリンターを持っていることの利点はこれが1番だと考えています。
「おっ、勉強に気持ちが向いたぞ、今この瞬間を逃してはいけない!!」と思ったタイミングで、やる気を失わないうちに勉強を始められるかって非常に大切なんですよ。
でもいざ勉強するものを取り出そうとしたときに、「前にやったときの書き込みがあってできない」「学校に問題集を忘れた」「問題を写すのが面倒くさくてヤダ」なんてことがあっては大変です。
しかし実際に、よくあります。
これらは勉強に向いていた気持ちが離れる大きなポイントです。せっかく出てきたやる気もすぐにしぼんでしまいます。
また、本来であれば勉強に費やせる時間や労力も、勉強への準備で消耗してしまうのです。かなりもったいないですよね。
プリンターがあれば、問題集を予めスキャンしておいて(こちらも便利なものを後ほど紹介します)印刷すればすぐ問題に取り組めます。
問題を解いたり間違い直しをする際だって、プリントアウトした問題にガンガン書き込めます。直接書き込めるというのはやりやすさが段違いです。
いちいち問題文をノートに書く必要はありません。余白が少なくて書き込みにくかったり、保存しておきたければノートに貼ってしまえば良いのです。
【勉強とプリンター】オンライン上の問題に取り組むため
教育現場もIT化が進んでおり、生徒たちも学校でタブレットやパソコンを1人1台支給されることが当たり前になりました。
そんなこともあり、学校で小テストや問題、宿題がオンライン上で配布されることがあります。また中には、テキストをデータ化して、オンライン上でテキストを開けるようにしてくれている学校もあります。
やってみるとわかるのですが、オンライン上にある問題を解くのってすごくやりにくいです。目線を画面と手元との間で行き来しなければならず、文字を追うことが非常に大変なんです。
プリンターがあれば、画面上の問題だっていつでもプリントアウトして手元で見ながら解くことができます。
手元に問題があることは、問題を解きやすくする上で意外と重要なのです。
【勉強とプリンター】親御さんの手間を省く and 勉強の協力ができるため
「手間を省く」と「協力する」というのは相反するような内容なのですが、最近の親御さんを見ているとお子さんの勉強への関わり方は二極化してきています。
プリンターを持っていないと、ここまでお話してきたことを親御さんがフォローしてあげる必要が出てくるかもしれません。
問題文をノートに書いてあげたり、解き直しができるようにコンビニに行ってプリントアウトしてきてあげたり。考えただけでも大変です。お子さん自身でこれをやるのは期待できません。
家にプリンターがあれば、この手間が省けるのです。
そして、プリンターを活用してさらに勉強効率を上げるために1つできることがあります。
親御さんが協力してあげても良いですし、生徒自らやってもどちらでも大丈夫です。
プリンターを活用してさらに勉強効率を上げるために役立つもの
それは、「繰り返し取り組む必要のある問題集のページをあらかじめパソコン上に取り込んでおく」こと。
問題をPDFや画像として残しておけば、必要なときにいつでもきれいな状態の問題をさっとプリントアウトして用意でき、何回でも取り組むことができます。
ここで、先程「後ほど紹介します」と行っていた超便利なものの登場です。
それは、「スキャンアプリ」。スマホのアプリに、写真を取る要領で教材のページをスキャンでき、かつPDFとして保存できるアプリがあるのです。データをパソコンの方に送って保存しておけばOK。
万が一、学校に問題集を忘れたって大丈夫。
便利な時代ですね~!筆者も毎日のように使用しています。超便利です。
プリンターのスキャン機能を使うとよりきれいにスキャンできるのですが、はっきり言って面倒です。アプリを使ってスマホでスキャンでも十分きれいな状態で問題を残しておくことができるので、スキャンアプリは手放せません。
【勉強とプリンター】過去問を解くため
プリンターが確実に必要になるのはこのときです。過去問を解く際に、プリンターは絶っっっっっ対に必要です!!!
高校・大学入試の過去問は、ほとんどの場合赤本のようなかなり分厚い冊子になっているでしょう。分厚いから開くのも大変だし、書き込むスペースも少ないし、書き込んでしまったら2度目なんてできません。問題と解答で別冊になっていないことも多いし、◯つけもまーーしづらい。プリンターなしでは受験生にとって非常にやりにくい要素が満点です。
受験時の問題用紙を思い出してほしいんです。試験本番の問題用紙って、必ず1枚1枚の用紙になっていて、パラパラ広げて見ることができますよね。解答用紙だって必ず別紙になっています。
あの形態でないと問題が解きにくいからです。
コピーされた問題なしでは◯つけはもちろん、直しをするときにどうやってノートにまとめるのでしょう?問題文をいちいちノートに書き写す?そんなことしている時間がもったいないですよね。
【勉強とプリンター】受験・試験の出願時に必要なため
外部試験や、大学受験では「オンライン出願」が主流になりつつあります。
オンライン上で受験の出願が完了するとても便利なものなのですが、受験票もメールで送られてくるだけ、という場合があるのです。
さすがに試験本番で受験票をスマホ画面上で見せるわけにはいきません。プリントアウトしておく必要があります。
実際に、筆者が担当した生徒さんの大学受験(2022年度)でもオンライン受験票をプリントアウトして試験場に持っていかなければならないケースがありました。
【勉強とプリンター】超役立つおすすめプリンター
プリンターの重要性がわかったところで、勉強への超おすすめプリンターを紹介します。
brotherのプリンターです。
生徒さんには、上のA3の方をおすすめします!!
生徒さんがお持ちのテキストのサイズには、A4より大きいサイズのものがあるからです。
学校で配られる問題プリントだってA3サイズのものは多くあります。
そういったものをコピーするとき、A4サイズプリンターだと対応できないのです。
また、プリントをコピーしたいと思ったとき、自動原稿送り装置(ADF)があると超便利です。(上記でおすすめしたbrotherプリンターにはどちらもこの機能が搭載されています。)
自動原稿送り装置(ADF)とは、複数枚の原稿をセットしたときに、コピー原稿を1枚ずつ自動的に原稿台に送りコピーしてくれる機能のことです。
上で紹介したbrotherプリンターにはどちらもこの機能があります。
この機能がないと、1枚1枚ガラス面に自分で原稿をセットしてコピーしなければなりません。
プリントを複数枚コピーする機会が多くなる場合は、この機能がないとコピーが非常に面倒になるので、自動原稿送り装置(ADF)は必須の機能だと言えます。
brotherプリンターがおすすめな理由
また、ここからは筆者が実際に使ってみてのレビューです。
個人的にbrother社製のプリンターをおすすめする理由が、「用紙詰まり&印刷ミスがかなり少ない」からです。
塾で働いていた時代に他社製の家庭用プリンターを使用していたのですが、まー用紙はよく詰まるわ、原因不明の印刷ミスは多いわでプチストレスでした。
独立して家にbrotherプリンター(A4モデルの旧版)を購入したのですが、使用し始めて4年強で用紙詰まりは2・3回ほどしか起こっていないと思います。
印刷ミスも、記憶の限りないような。。
とにかく印刷ミスが少なくてストレスフリーなので、今後もbrotherプリンターを使おうと心に決めています。
【勉強とプリンター】やっぱりプリンターは必要
勉強も量をこなさなければならず、質もこだわらなければいけない今の時代の勉強には、勉強以外の手間をいかに無くすかを考えなければなりません。
そうなったときに、やはりプリンターなしでは考えられないのです。
1回買ってしまえば、その先の中学校、高校、大学受験…など長期に渡って活躍してくれること間違いなしです。
長い目で見れば、勉強環境へのかなり良い投資になること間違いなしです。
お子さんがご自身で購入することは難しいので、ぜひ親御さんに!!1度購入して使い始めれば、その便利さと勉強にかなり役立つことに納得してくれることでしょう。